ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日は第7版放射線概論ではP308からの第9章に関する内容の記事を少し紹介したいと思います。生物のみならず化学や管理測定技術の試験などでもよく出題されている分野です。
有機化合物のトレーサー試薬として使用される代表的な核種には以下のものがあります。壊変、半減期、エネルギーすべて覚えておきましょう。
有機化合物のトレーサー試薬として使用される代表的な核種には以下のものがあります。壊変、半減期、エネルギーすべて覚えておきましょう。
トリチウム 半減期12.3年 β-壊変 18keVのβ線のみ
で生成
半減期5730年 β-壊変 156keVのβ線のみ
で生成
β-壊変 半減期14日 1.711MeVのβ線のみ γ線は放出しない
32P関連で覚えておきたい核反応は
①捕獲反応:
②高速中性子の測定反応
→ 髪の毛の硫黄(S)が高速中性子で放射化される
③塩化アンモニウム(NH4Cl)を中性子照射:
β-壊変 半減期25日 250kVのβ線のみ γ線は放出しない
低エネルギーβ線放出のためオートラジオグラフィーで解像度がいい
半減期88日 β-壊変 167keVのβ線のみ
○低エネルギーβ線放出核種 低エネルギーβ線放出核種 参照
○リン リン 参照
標識化合物に関しては、命名、利用、合成などが重要です。化学の試験でも頻出分野ですので是非暗記してください。
標識化合物に関しては、このブログの以下の記事を参考にしてください。
○標識化合物の命名、保管方法 標識化合物① 参照
○標識化合物の合成 標識化合物② 参照
平成17年度生物問1,2,3,4
平成18年度生物問1,2
平成19年度生物問1
平成20年度生物問1,2
平成21年度生物問1,2
平成22年度生物問1,2
平成23年度生物問1
平成24年度生物問1,2
平成25年度生物問1,2
平成26年度生物問1,2
平成27年度生物問1
平成28年度生物問1,2
平成30年度生物問1