放射線取扱主任者試験に合格しよう!

資格取得を目指す皆さんを応援します

化学反応式を伴う計算問題

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
 今年度の化学の試験では化学反応式を用いて計算する問題が3題ほど出題されました。問3、問17、問18です。このような計算問題を解くためにはモル計算や化学反応式を理解しておくことが大切です。
 
問3は発生した気体の炭酸ガス(CO2)中の14Cの放射能を求める問題です。
この化学反応式は過去問題でもよく出題されています。過去問題をしっかりと勉強していれば十分解ける問題です。今後もこの反応式はよく出題され続けるかと思いますので是非自分で書けるようにしておいて下さい。
 
問17はハロゲン化銀の沈殿に関する計算問題です。
ハロゲン化銀ではAgClが最も試験には出題されやすい化合物かと思いますが、AgIやAgBrも重要ですので覚えておきましょう。ハロゲン化銀の沈殿に関する問題も非常によく出題されていますので、化学反応式も書けるようにしておきましょう。
 
問18は硫酸バリウム(BaSO4)の沈殿に関する問題です。
硫酸バリウム放射線取扱主任者試験では非常によく出題されている化合物です。バリウムイオンも硫酸イオンも2価であることはしっかりと覚えておきましょう。
 
化学に関する計算問題ではモル計算や化学反応式などの基本事項を理解していることが必要です。
放射線取扱主任者試験で出題される気体や沈殿の計算問題を解くための化学反応式では複雑な反応式を伴うものは出題されることはないかと思いますので、過去問題を何回も解くことで化学反応式の読み方などの基本事項をしっかりと理解して下さい。
 

化学反応式やモル計算に苦手意識を持っている方も諦めずに頑張ってみて下さい。早い時期から基礎からじっくりと勉強すれば試験に出題される程度の計算問題は必ず解けるようになります。

このブログでも以下の記事に化学反応式やモル計算の基本的なことを記載していますので参考にしていただけたらと思います。