放射線取扱主任者試験に合格しよう!

資格取得を目指す皆さんを応援します

自分が頑張ること



ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

原子力安全技術センターのホームページの情報によりますと、毎年4,000人近い人が第一種放射線取扱主任者試験を受験しています。
今年度(平成29年度)は3,767人が受験し、819名が合格しています。合格率は21.7%です。

 平成29年度受験者等の統計

また、平成25年度に原子力安全技術センターが行ったアンケートでは、第一種放射線取扱主任者試験では半分近くの人が過去にこの試験を受験された経験のある人です。

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 平成25年度受験申込者アンケート結果

合格した人の中での「初めて受験された人」と「過去に受験経験のある人」の比率は分かりませんが、おそらくは合格者の半分以上は過去に受験経験のある人ではないでしょうか。それだけ、この試験は難しい試験だと思います。
この試験が難しい試験である要因は「年に一度しか実施されないこと」、「科目合格がないこと」ではないかと思います。

過去にこの試験を受験され、残念ながらまだ合格を果たせていない人も決して諦めないで下さい。今年度合格した人の中のおそらく半分以上の人は過去に不合格の経験をした人なのです。
大切なことは諦めないで頑張ること、そして今年度自分が不合格であった原因を分析することです。

第一種放射線取扱主任者試験では物理、化学、生物、法令、物化生、管理測定技術の6科目の試験があります。
厳しいことを言わせてもらえば物理、化学、生物、法令で6割得点できなかった人は勉強不足です。

生物、法令は暗記科目ですので真面目に暗記すれば6割は確実に得点できます。
物理、化学に関しては高校物理、高校化学を学んでいない人には確かに難しい科目かもしれませんが、放射線取扱主任者試験で出題される高校物理、高校化学の分野は限られていますので早い時期からしっかり時間をかけて勉強すれば6割は必ず得点できます。
物化生は確かに年度によっては難しい年もあります。しかし、大問6題とも難しいことはまずありませんので、難しい年でも大問6題の中から3題をしっかりと得点できれば5割は得点できます。
管理測定技術に関しても管理技術の分野は大半が暗記ですので、これも真面目に暗記しておけば確実に得点できます。仮に測定技術の分野であまり得点できなかったとしても総合的には管理測定技術でも6割得点することは十分できます。

今年度の試験で不合格であった人は、
「自分が行ってきた勉強方法は十分であったか」
「自分には足りないことはなかったか」
「本当にこの試験のために一生懸命努力したか」
をもう一度見つめ直し、来年度に向けてしっかりと準備を始めて下さい。

自分が頑張らないといつまでも合格は果たせません。
この試験に絶対合格したいと頑張って人をこのブログではこれからも応援し続けます。