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化学の基本計算

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
化学の試験では発生する気体や沈殿する物質に関する計算問題が出題されています。
平成29年度の化学の問題を見てみるだけでも以下の3題も出題されています。

 問3:二酸化炭素(CO2)の気体発生に関する計算問題
 問17:塩化銀(AgCl)の沈殿に関する計算問題です。
 問18:硫酸バリウム(BaSO4)の沈殿に関する計算問題

これらの問題を解くためには「化学反応式が書けること」、「基本的なモル計算ができること」が重要です。

今日は化学の試験に必要な基本的な計算問題を以下に記載しますので、是非自分で解いてみて下さい。必要に応じて以下の値を使用して下さい。
 原子量:H=1, C=12, O=16, Na=23, Cl=35.5, K=39.1, Ca=40.1
 アボガドロ定数:6.02×1023


(1)96gのO2は何モルであるか求めよ 
(2)6molのCの質量(g)を求めよ
(3)108gのH2Oは何モルであるか求めよ 
(4)8gのNaOHは何モルであるか求めよ 
(5)0.5molのHClの質量(g)を求めよ 
(6)10gのCaCO3は何モルであるか求めよ
(7)KClが37.3gある。KClは何モルであるか求めよ
(8)CO2が0.88gの場合、CO2分子は何個であるか求めよ 
(9)O2が1.81×1022個あるとき、O2は何モルであるか求めよ
(10)以下の反応において( )に適当な係数を入れなさい
  ( )CaCO3 +( )HCl →( )CaCl2 + ( )H2O +( )CO2↑  
  ( )NaI +( )AgNO3 →( )AgI ↓+ ( )NaNO3
  ( )BaCl2 +( )H2SO4 →( )BaSO4 ↓+ ( )HCl

いずれも基本的な計算ですので正答は割愛いたしますが、できなかった方は中学、高校の化学を復習して必ず理解するようにして下さい。

本日の問題に関連する内容として、本ブログでは以下の記事がありますのであわせてご覧下さい。