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セシウム134(134Cs)

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日は放射性核種をひとつである134Csについて暗記しましょう。
放射線取扱主任者試験では、セシウム(137Cs)、カリウム(40K)、ヨウ素(131I, 125I,123Iなど)は非常によく出題されている重要核種です。
 
セシウムに関しては、137Csに以外に134Csについても時々出題されていますので半減期、エネルギー、壊変などの基本事項は暗記しておくとよいかと思います。
 
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・β-壊変(ほんのわずかEC壊変)
半減期2.06年
β線658keV(70%) 、γ線605keV(98%), 796keV(85.5%)
 605keVと796keVのγ線はカスケードで放出→1.4MeV付近にサムピーク形成
 134Csのサムピークに関しては平成26年度物理問27、平成29年度管理測定技術問3Ⅲにも出題されています。
 
 イメージ 2 
 
参考までに、137Csはほとんどが人為的に生成されますが平成26年度第2種管理技術Ⅱ問28に出題)134Csは安定同位体133Csの中性子捕獲により生成されます。
 133Cs(n,γ)134Cs
 
134Csに関しては、上述した過去問題以外にも、以下の過去問題でも出題されていますので自分で解いてみて下さい。
 
第1種試験
 平成24年度管理測定技術問2Ⅰ
第2種試験
 平成26年度管理技術Ⅰ問4