放射線取扱主任者試験に合格しよう!

資格取得を目指す皆さんを応援します

傾向と対策



ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

今日から6月です。
先日GWだったのにもう1か月が過ぎたのですね。
この1か月、計画通りに勉強は進みましたか。

今年度の試験の申込みをまだ行っていない方は、早めに願書を入手し受験申し込みを行って下さい。余裕を持って行動しましょう。
 
 申込書配布期間  平成30年5月9日(水)~ 6月18日(月)
 申込期間     平成30年5月14日(月)~ 6月18日(月)

6月に入りましたので、今年の合格を目指している多くの方が過去問題を解き始めていることと思います。これからの2か月半はひたすら過去問題を解くことに時間を費やして下さい。最低5年間分3回、できれば7年分3回解いて下さい。

余裕のある方は、平成21年度以前の過去問題も解いておくと良いかと思います。

例えば、昨年度平成29年度の試験では、
物化生で問1Ⅰは平成19年度、平成22年度の類似問題、また問Ⅱは平成21年度の類似問題です。問3Ⅱは平成18,19,22 年度に類似問題が出題されています。
管理測定技術では問1Ⅱは平成17,25年度の類似問題です。
少し前の過去問題の類似問題が出題される可能性は非常に高くなっています。

ただ、物化生の生物分野問5、問6に関しては、以前と比べて少し傾向も変わって来ていますので、最近の過去問題をしっかり解いて遺伝子やたんぱく質などの勉強をしっかりとしておきましょう。

試験問題の作成者には毎年同じくらいの平均点になるように試験問題を作成することが要望されます。極端に簡単になったり難しくなったりするような問題は良い問題とは言えません。
そのため、試験問題の作成者も過去問題を参考にします。原子力安全技術センターに何年度からの過去問題が掲載されているか、また市販の問題集が何年度分の過去問題を掲載しているかも知っているでしょう。
それを踏まえて、難易度が例年と同じくらいになるように、また最近出題されている問題と類似の問題が多くならないように考えながら、少し前の過去問題を参考に変えて出題することも考えます。

放射線概論をしっかりと勉強し実力を蓄えておけばどんな問題が出題されようとも6割は得点できる問題になっています。しかし、第1種試験は、科目数も多く、出題範囲も広くなっていますので、効率的な勉強をすることは合格に向けて非常に大切です。
できるだけたくさんの過去問題を解いて「傾向と対策」をしっかり立てて下さい。

2か月半はすぐ過ぎます。
ゆっくりしている時間はありません。
合格に向けて最善を尽くして下さい。