放射線取扱主任者試験に合格しよう!

資格取得を目指す皆さんを応援します

核種の暗記

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
12月に入り、今年も残すところ3週間ほどとなりました。
何かと忙しく慌ただしい時期かと思いますが、毎日少しの時間でも来年度の試験に向けて勉強する時間を作って下さい。
毎日勉強する癖を付けることは非常に大切です。「継続は力なり」です。
さて、放射線取扱主任者試験では毎年核種に関する問題が全教科で出題されます。
セシウムヨウ素などは毎年のように出題されている重要核種のひとつです。

例えば、今年度(平成29年度)の物理の試験では、

問8で5種類の核種が出題されています。
51Cr、54Mn、55Feは電子捕獲(EC)壊変のみ、64Cu、65ZnはEC壊変やβ+壊変をすることは暗記しておかなくてはなりません。64Cuはβ-壊変もします。(平成23年度化学問20、平成27年度化学問8)

問11は水素の放射性同位体、ヘリウム、リチウム、ベリリウムが出題されています。
水素の放射性同位体では重水素三重水素トリチウム)に関する計算問題が問2、問10で出題されています。
ベリリウムに関しては問22Aで中性子を生成する核反応が出題されいます。

 

問19は137Csです。第一種試験では毎年必ず出題される重要核種です。

問16はチェレンコフ光に絡めた問題です。
壊変をしっかりと暗記しておく必要があります。

問20も核種名は書いてありませんが662keVのγ線を放出することから137Csですね。

 

試験で出題されやすい核種はある程度決まっていますので過去問題をしっかりと解きながら暗記していくことが大切です。核種に限らず、暗記すべきことをしっかりと暗記するだけで全ての教科でかなり得点することができ合格に大きく近づくことができます。
来年度受験する皆さん、頑張って下さい。