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放射線概論



ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
11月も半ばを過ぎ、今週末はとりわけ寒い週末となりましたね…
私の所も今日は雨が降っており、12月中旬から下旬並みの気温です。

ブログを読んで下さっている方から、時々放射線概論について問い合わせをいただくことがあります。過去にこの試験を受験されたことのある方は少し版の古い放射線概論を持っている方も多く、今後の勉強もこの古い放射線概論でいいのか、それとも最新の放射線概論を購入すべきかという問い合せです。

経済的に余裕があれば最新の放射線概論を購入することに越したことはありません。
しかし、放射線概論は1冊5000円近くする高価な専門書です。新しい版が出版される度に購入するのも大変かと思いますので、お手持ちの放射線概論で勉強を進めて行けば良いのではないかと私は思っています。
ただ、初版は確か1989年くらいだったと思いますが、そのようなあまりにも古い放射線概論の場合は買い替えた方が良いかと思いますが…

現在の放射線概論は第9版が最新かと思いますが、私が持っている放射線概論も第7版ですので近々最新の放射線概論を購入する予定です。

物理や化学などの理論的な内容は数年程度で変わるものではないと思いますので古い放射線概論でも問題ないかと思います。しかし、法令に関する内容や天然放射性核種に関する内容、自然放射線の被ばく量、ICRP勧告に関する内容(1990年勧告から2007年勧告への移行)などは古い放射線概論と新しい放射線概論では異なる部分もあります。
古い放射線概論で勉強されている方はそれらの情報に関しては最近の過去問題を解きながらインターネットなどで最新の情報を調べて勉強を進めて行くと良いかと思います。