放射線取扱主任者試験に合格しよう!

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平成29年度試験問題(化学)の誤記述について



ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今週末は台風の影響で全国的に雨風が強くなり荒れた天候になりそうです。
気を付けて下さい。

原子力安全技術センターのホームページの「お知らせ」の欄に今年度の化学の試験問題に記述の誤りがあったとのお知らせが掲載されています。

 平成29年度放射線取扱主任者試験問題の記述の誤りについて

化学問29のフリッケ線量計に関する問題で、Fe(Ⅲ)と記述すべきところを誤ってFe(Ⅱ)と記述していたとのことです。
この誤記述により正答が得られず、受験された方全員が化学問29は正解になるとのことです。受験された方にとっては良かったですね。

フリッケ線量計では、放射線照射によって水中にラジカルが生成し、硫酸鉄(FeSO4)中のFeの酸化を起こします。
 Fe(Ⅱ) → Fe(Ⅲ)
Fe(Ⅲ) の生成量とG値から線量率を知ることができます。

私も今年度の化学の問題を解き終え一昨日化学の総評をこのブログにも掲載したのですが、この誤記述には気づきませんでした。Fe(Ⅲ)として解いていました。

今年度の合格発表は10月23日(月)あたりかと思っていましたが、この訂正により合格発表が少し遅れるかもしれませんね。
早く結果を知りたいとは思いますが、今しばらくお待ちくださいね。