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溶解度積

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
昨日は沈殿に関する記事を紹介しましたので、今日は関連事項として溶解度積についての記事を紹介したいと思います。

溶解度積
難溶性の塩の飽和溶液における陽イオンと陰イオンの濃度積であり、イオンの沈殿条件を定めるのには重要な指標となります。
濃度の積が溶解度積よりも大きいと沈殿が生成します。


ハロゲン化銀の代表的な沈殿AgClの25℃の水に対する溶解度積は、
 イメージ 1
です。
Ag+の濃度が、
 
イメージ 2
であるとき、Cl-の濃度は
 
イメージ 3
以上で沈殿を生成するということになります。

すなわち、
溶解度積が小さいものほど、沈殿が生成しやすいので沈殿による分離には向いている

ということになります。

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