放射線取扱主任者試験に合格しよう!

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単位①

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日は、放射線取扱主任者試験の物理では毎年1問ほど出題される単位についての記事を紹介したいと思います。是非覚えて下さい。単位を知っていると計算問題を解く際にも非常に役に立ちます。

エネルギー
ジュール[J]はエネルギー、仕事、熱量、電力量の単位です。

仕事量やエネルギーに関する単位は基本は[J]がほとんどですが、変形する単位も重要です。
1[N]の力で1[m]動かしたときの仕事量の単位
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1ボルトの電位差の中で1クーロンの電荷を動かすのに必要な仕事量の単位
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1ワットの仕事率を1秒間行ったときの仕事量の単位
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吸収線量
任意の物質が任意の放射線により照射されたときの単位質量当たりに吸収されるエネルギーと定義されます。

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 1[Gy]=1[J/kg]で物質1kgに1Jのエネルギーが吸収されたことを表します。
 
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照射線量
空気をX線γ線で照射したときの電離電荷量と定義されます。

「空気」にのみ適用される語句で、放射線も「X線」と「γ線」に限定されます。
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吸収断面積
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粒子フルエンス
単位面積を通過する粒子数と定義されます。

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放射能
単位時間当たりの壊変数と定義されます。

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ラジウム1gは イメージ 11 「ミナ テンテン」と覚えましょう。