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壊変定数について(補足)

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
昨日、壊変定数に関する問題を紹介しましたが少し補足致します。
 
放射線取扱主任者試験では指数や対数に関する知識が必要になります。半減期が関わってくる以上どうしても避けることはできません。
最低限の指数、関数に関する公式は理解し暗記しておきましょう。

指数
   
対数
 ①  
 ② 
 ③   

昨日の記事中の
 
 
                 
 の計算には対数の①の公式が利用されています。
 
以下の記事に対数、指数について記載していますのでご覧下さい。
 
壊変定数に関しては第2種試験で時々出題されています。以下に掲載しますので是非解いてみて下さい
 
2018年管理技術Ⅱ問5
壊変定数に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
A 壊変定数は原子核1個が単位時間当たりに壊変する確率である。
B 壊変定数は高温高圧条件下では小さくなる。
C 壊変定数λは、半減期Tの逆数である。
D 分岐壊変の部分壊変定数の和が全体の壊変定数である。
 1 AとC   2 AとD   3 BとC   4 BとD   5 CとD
2012年管理技術Ⅱ問3
壊変定数に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
A 壊変定数λと半減期Tとの関係は、λ=1/Tである。
B 分岐壊変の部分壊変定数λ1、λ2と全体の壊変定数λとの関係は、1/λ=1/λ1+  1/λ2である。
C 壊変定数は高温高圧下では大きくなる。
D 壊変定数は原子核1個が単位時間当たりに壊変する確率を表している。
E 放射平衡が成立するための条件は、親核種の壊変定数が娘核種の壊       変
定数よりも小さいときである。
 1 AとB   2 AとE   3 BとC   4 CとD   5 DとE