最終チェック 物理編①
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
7月も後半に突入し、いよいよ今年度の放射線取扱主任者試験までちょうど1か月となりました。
順調に勉強が進んでいる方は気を抜かずこれからの1か月で総復習をしっかりと行って下さい。また、思うように勉強が進まず焦っている方も最後まで諦めずに自分が今できることに全てを集中し、多くのことに手を出さず、限られた時間内で確実に試験に出そうな個所を重点的に勉強して下さい。
試験直前ですので、今日から数回に分けて放射線概論を中心に物理、化学、生物の重要な個所の最終チェックを一緒に行っていきましょう。
最終チェックですので詳細は記述いたしません。重要ポイントのみ記載しますので、解らない個所等は各自で放射線概論や当ブログの記事を見直して下さい。
まずは物理から見てみましょう。
「1.予備知識」
以下の公式は覚え自分で使用できるようにしておきましょう。
「2.原子の構造」
原子の構造(陽子、中性子、電子、原子の半径など)や同位体、同中性子体、同重体、核子、基底状態、励起状態などの用語の定義についてしっかり覚えておきましょう。
光子については、X線(原子から放出される電磁波:軌道電子の遷移に伴って発生)とγ線(原子核から放出される電磁波:原子核のエネルギー準位の遷移に伴って発生)の定義を覚えておきましょう。
「特性X線」、「オージェ電子」、「蛍光収率」は放射線取扱主任者試験では毎年必ず出題される超重要分野です。定義はもちろんのこと、特性X線やオージェ電子が放出される現象などについても是非覚えておきましょう。
「特性X線」、「オージェ電子」、「蛍光収率」は放射線取扱主任者試験では毎年必ず出題される超重要分野です。定義はもちろんのこと、特性X線やオージェ電子が放出される現象などについても是非覚えておきましょう。
「3.原子核の構造」
原子質量単位[u]の定義は覚えておきましょう。また、以下の数値も放射線取扱主任者試験では出題頻度が高いので是非暗記しておきましょう。
結合エネルギーに関しては以下のことは是非覚えておきましょう。
・核子当たりの平均結合エネルギーはFeで8.8MeVで最大となる
・核子当たりの平均結合エネルギーはHeでも極大(およそ7MeV)をとる
平均結合エネルギーと質量数の関係を表した図は覚えておきたい図(抜粋)にも載せてあります。
今日はここまでとし、続きはまた次回に…