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炭素(14C)

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日は14C(炭素)について覚えましょう。
試験でも非常に出題頻度の高い重要核種ですので、過去には数えきれないくらい出題されていると思います。いずれかの試験教科で問題文中に出てこない年はないくらい出題されています。しっかりと暗記して下さい。

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・β-壊変
半減期5730年 
β線156keV
・大気中で窒素と宇宙線起源の中性子の反応によって生じる

 イメージ 2

・炭素年代決定法に利用
 14Cの比率が時の経過とともに減少することを利用
 30,000年以上前までの試料の年代がわかる
・60kgの人の体内にはおよそ2500Bq存在している

人の体内の放射能としては以下のものは覚えておきましょう。
放射能は60kgの人の体内中のおおよその値)
 40K:4000Bq
 14C:2500Bq
 87Rb:500Bq
 210Po,210Pb:20Bq

40Kや14Cの体内の放射能を計算する問題は時々出題されています。
 最近では平成29年度物化生問3Ⅲ(オ)

炭素年代決定法に関する問題も物化生で出題されていますので、過去問題を解いて考え方をしっかりと理解して下さい。 
 平成21年度物化性問3Ⅱ
 平成26年度物化生問3Ⅲ
 平成29年度物化生問3Ⅲ
 平成30年度化学問24