放射線取扱主任者試験に合格しよう!

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第二種放射線取扱主任者試験合格を目指している方へ

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日は第二種放射線取扱主任者試験合格を目指している方に向けて記事を書きたいと思います。
第二種放射線取扱主任者試験では管理技術Ⅰ、管理技術Ⅱ、法令の試験があります。
(ただし、来年度は試験科目が変更になる可能性もあります)
試験勉強に向けての一般的な参考書としては初級放射線(通商産業研究社)になるかと思います。
 
管理技術Ⅰは、物理学、化学、生物、放射線に関する測定や管理などから総合的に出題される問題となります。全て選択形式です。
実際の試験問題では、荷電粒子や光子などからなる放射線と物質の相互作用に関する問題や放射線の直接作用・間接作用、DNA損傷・修復、急性放射線症、骨髄死、腸管死、がんとといった放射線の生体へ及ぼす影響に関する問題、また放射線測定器や波高分布などの放射線検出に関する問題などが出題されています。
また、毎年、実効線量を求める計算問題が必ず出題されていることが特徴です。実効線量を求める計算問題は計算量が多い年もありますが、毎年類似の問題ですので過去問題をしっかり解いておけば十分対応できます。
 
管理技術Ⅱは、物理学、化学、生物、放射線防護、放射線利用、放射線検出器などの個々の問題が30問出題され、全て5択形式になっています。
おおよそ物理、化学、生物の分野からそれぞれ7,8問、そして残りが放射線防護、放射線利用、放射線検出器などから出題されるような構成になっています。第2種試験では個人線量計などはよく出際されています。計算問題は30問中5.6問含まれています。過去問題数年分をしっかり解いておけば毎年類似の問題が出題されていることも分かります。特に計算問題は全く同一の問題も出題されています。
 
第二種放射線取扱主任者試験は第一種放射線取扱主任者試験に比べて計算問題が比較的易しく解きやすい問題が出題されているように思います。暗記すべき内容はさほど第一種試験と変わらないように思います。
本ブログは、第一種放射線取扱主任者試験への合格を目指している方向けに作成していますが、計算問題に関する内容以外の記事は第二種放射線取扱主任者試験を受験する方にも十分役立つ記事になっています。
第二種放射線取扱主任者試験合格を目指している方にも是非本ブログを活用して頂きたく思います。