SLD回復
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日も生物に関しする話題をひとつ掲載したいと思います。
細胞が損傷を受けた場合の回復の一つであるSLD回復について覚えてください。
SLD回復はElkindさんが発見したためにElkind回復とも呼ばれます。
SLD回復(亜致死損傷からの回復)
高線量率で短時間に照射(急照射)するよりも、低線量率で長時間にわたり照射(緩照射)した場合の方が影響が小さくなる。損傷が回復するためである。
SLD回復はElkindさんが発見したためにElkind回復とも呼ばれます。
SLD回復(亜致死損傷からの回復)
高線量率で短時間に照射(急照射)するよりも、低線量率で長時間にわたり照射(緩照射)した場合の方が影響が小さくなる。損傷が回復するためである。
SLD回復で覚えたいこと
・分割照射では同じ大きさの肩が2つ見られる
・肩が2回現れるが、直線部分の傾きは変化しない(D0は変わらない)
・生存率の上昇は照射後12時間で最大となり、それ以降は変化しない
・低LET放射線(X線、γ線)ではSLD回復がある
高LET放射線(中性子線、α線、重粒子線などでは無いか小さい
(高LET放射線では、生存曲線の肩が小さい、Dqが小さい、N≒1で指数型である)
・分割照射では同じ大きさの肩が2つ見られる
・肩が2回現れるが、直線部分の傾きは変化しない(D0は変わらない)
・生存率の上昇は照射後12時間で最大となり、それ以降は変化しない
・低LET放射線(X線、γ線)ではSLD回復がある
高LET放射線(中性子線、α線、重粒子線などでは無いか小さい
(高LET放射線では、生存曲線の肩が小さい、Dqが小さい、N≒1で指数型である)
(高LET放射線ではDNA2本鎖切断が多くなるため、回復は小さい)
細胞周期で見てみると、
・G2期からM期では放射線感受性が高い
→ 生存率曲線の肩が小さい SLD回復が小さい 直線に近い
・S期後半では放射線感受性が低い → 肩が大きい SLD回復が大きい
S期後半~G2期の放射線感受性が低いのは相同組換え修復に必要な相同なDNAが複
製されたばかりで距離的に近く効率よく修復が進むためである。
(第7版放射線概論P.269)
細胞周期で見てみると、
・G2期からM期では放射線感受性が高い
→ 生存率曲線の肩が小さい SLD回復が小さい 直線に近い
・S期後半では放射線感受性が低い → 肩が大きい SLD回復が大きい
S期後半~G2期の放射線感受性が低いのは相同組換え修復に必要な相同なDNAが複
製されたばかりで距離的に近く効率よく修復が進むためである。
(第7版放射線概論P.269)
平成17年度生物問14
平成19年度物化生問6Ⅱ
平成20年度物化生問5Ⅳ
平成22年度物化生問6Ⅲ
平成24年度物化生問6Ⅳ
平成30年度生物問11