ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日は2022年度の試験から記事を書いてみます。
2022年度物理問7と2009年度物理問10を見比べてみましょう。
2022年度物理問7
2009年度物理問10
内部転換係数とは内部転換電子が放出される確率Peとγ線が放出される確率Pγの比をいいます。
これを式で表すと、内部転換係数αは、
内部転換係数αを用いると、γ線放出割合Pγは
と表すことができます。
2022年度物理問7や2009年度物理問10にように内部転換係数αが与えられてγ線の放出個数を求める問題が出題されることがあります。その時はこのγ線放出割合の値が必要になります。
内部転換は物理の試験で非常によく出題されています。
本ブログでも内部転換電子として記事にしていますので読んで復習して下さい。
2022年度物理問7は、γ線放出割合が分かれば、後は掛け算です。
このブログにも同様の問題を掲載していますので、ぜひ自分で解いてみて下さい。
放射線取扱主任者試験は、過去に出題された問題と同様の問題や似たような問題が非常に多く出題されます。できるだけ多くの過去問題を解いて試験に臨むことが合格への近道です。