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放射平衡の文章問題から②

ブログをご覧の皆さん、こんばんは。

先日の記事では放射平衡の文章問題として、2008年、2011年、2015年の物化生で類似の問題が出題されていることを見ました。

前回の記事では書き忘れていましたが、2018年の物化生問3Ⅰでも同様の放射平衡の文章問題が出題されていました。

今日は、その続きを簡単に見てみましょう。

2008年度物化生問3Ⅰ

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2015年度物化生問3Ⅰ

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 2018年度物化生問3Ⅰ

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この3つも類似問題ですね。

娘核種の放射能が最大になる時間を求める問題です。

娘核種の放射能が最大になる時間は公式として暗記しておきたい式ですが、覚えられない人は導き出せるようにして下さい。
 
 イメージ 15

 

f:id:radioisotope_f:20210717202622g:plain を用いて変形すると、

 

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導き方は、放射平衡③の記事を参照して下さい。

放射平衡は暗記しなくてはいけない式がいくつかありますが、それらの式を暗記しておけば、あとは過去問題をたくさん解き、これらの式の使い方をマスターすることで問題も解けるようになります。

放射平衡の重要公式は以下の記事にまとめてありますので参考にして下さい。

 放射平衡まとめ

 

今日の記事では、解説は省略しますが、放射平衡では以下のような問題も出題されています。今後も出題される可能性も十分ありますので過去問題をしっかり解いておきましょう。

2008年度物化生問3Ⅱ

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2013年度物化生問4Ⅳ

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2018年度物化生問3Ⅱ

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