放射線取扱主任者試験に合格しよう!

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放射平衡の文章問題から①

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

梅雨明けも間近か、昨日、今日は蒸し暑い日になっています。

これから試験勉強も追い込みの時期に入りますが、熱中症にも気を付けて体調管理を整えて試験に臨めるようにして下さい。

せっかく努力してきたのに、本番の試験で体調不良で実力が発揮できないほど悔やまれることはありません。体調管理をしっかりと行うことも合格の必要条件です。

 

今日は化学の試験問題から記事を書きたいと思います。

ここ数年、文章問題で放射平衡に関する問題があまり出題されていないように思います。放射平衡は放射線取扱主任者試験では化学の択一式の問題では必ず出題される分野ですので確実に押さえておかなくてはなりません。覚える公式がいくつかありますが、それらを暗記し、過去の物化生の文章問題をしっかりと勉強しておけば大丈夫です。

 

過去の放射平衡に関する文章問題を何回かに分けて見てみましょう。

2008年度物化生問3Ⅰ

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2011年度物化生問3Ⅰ 

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2015年度物化生問3Ⅰ  

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これらの問題は全て類似問題です。

これからも必ず出題される問題ですので、しっかり勉強しておいて下さい。

 

放射平衡で絶対に覚えておかなくてはいけない公式として、まずは以下の4式があります。上記に掲載した3年間の問題でも全て問われています。

 

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親核種1の原子数  

      
娘核種2の原子数  

  

 

親核種、娘核種の放射能A1、A2は、それぞれの原子数に壊変定数λ1、λ2を乗ずれば算出できます。

 

続きは次回に