放射線取扱主任者試験に合格しよう!

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過去問題に尽きる

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

7月に入りました。

試験まで2か月を切りましたが、試験勉強は順調に進んでいますか。

この時期は「過去問題をひたすら解く」これに尽きます。

 

放射線概論などの参考書を十分に勉強できていない人も、もう過去問題を解き始めなくてはいけません。

なかなか勉強が思うように進まず時間的に余裕のない人でも、試験までの期間で最低3年間分の過去問題は解いておきましょう。

3年間分の過去問題から頻繁に出題されている核種について半減期、壊変形式、エネルギーは確実に暗記すること、また、放射能、飛程、反跳エネルギー、コンプトン散乱、放射化分析、同位体希釈法、半価層などの計算問題の公式は必ず暗記して正答できるようにして下さい。

難しい問題は飛ばし、3年間分を3周りしっかりと解いて確実に得点できる問題を増やすことを心がけましょう。

 

勉強が順調に進んで時間的にも余裕のある人は、5年間から7年間分の過去問題を3周りは解きましょう。7年間分の過去問題を解いておけばかなりの実力が付きます。

放射線取扱主任者試験は過去に出題された問題に類似する問題が繰り返し出題されています。択一式の問題は7年間分の過去問題を解いておけば、かなり網羅されていると思いますが、物理、化学、生物の問31、問32の文章問題、実務の問題は10年以上前の過去問題と類似する問題から出題されることもあります。

2020年度の物理問32は2006年度、2007年度、2011年度の物化生、2019年度の化学問31は2008年度の物化生、2020年度の実務問3は2008年度、2012年度、2016年度の物化生の類似問題でした。

 

なかなか古い問題までは手が回らないかもしれませんが、時間的に余裕のある人は、旧教科の物化生だけは10年以上前の問題も解いておくとよいでしょう。

 

ただ、生物の文章問題については注意が必要です。

2014年度くらいからタンパク質やDNAの構造などに関する生化学の問題が必ず1問は出題されています。2014年から2020年までの7年間分の生物の文章問題で生化学に関する問題は必ず解けるようにしておくことが大切です。

 

これから試験までの残りの期間をいかに過ごすかで合否が決まります。

しっかりと準備をして試験に臨んで下さい。