ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
先日は第一種試験では化学や実務(2018年度までは管理測定技術)、第二種試験では化学(2018年度までは管理技術Ⅱ)でよく出題されている天然放射性核種に関する問題を一緒に解き、また2019年度に実際に出題された問題も掲載いたしました。
化学の課目を苦手としている人はかなり多くいるようですが、過去問題数年分を解けばある程度出題される問題は見えてきます。
計算問題では、例年、以下のような分野から7,8問が出題されています。
・半減期に関する問題
・放射能(比放射能)に関する問題
・気体に関する問題(炭酸カルシウムと塩酸の化学反応式など)
・沈殿に関する問題
・放射平衡に関する問題
・中性子放射化分析に関する問題
・溶媒抽出法に関する問題
・同位体希釈法に関する問題
・核種純度に関する問題
・フリッケ、セリウム線量計に関する問題
年度によっては難しい問題もありますが、5年間分から7年間分の過去問題を解いて、しっかり解き方をマスターすれば本番の試験では計算問題に関しては7割は得点できるはずです。
化学の計算問題を除いた残りの20+α問の問題は暗記問題になります。
過去問題で毎年出題されている分野は、
・周期表
・放射性核種
・壊変系列
・天然放射性核種
・核反応、分析法
・ラジオイムノアッセイ
・ホットアトム
・アクチバブルトレーサー
・ラジオコロイド
・放射性気体発生
・放射性沈殿
・検出器
・標識化合物
・放射性核種利用機器
・核医学
などがあります。暗記問題ですので放射線概論と過去問題で確実に暗記しておけば本番の試験で7割は得点できるはずです。
全ての課目に共通することですが、暗記すべきことを確実に覚えないと得点できるはずはありません。逆に言えば、確実に暗記しておけば7割、8割はしっかりと得点することができます。
苦手と思っている課目に関して、自分が暗記すべきことをしっかり覚えているかをもう一度確認してみて下さい。