放射線取扱主任者試験に合格しよう!

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身体的影響 過去問題

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日は身体的影響に関して過去問題から正答の選択肢を抜粋してみます。昨日掲載した遺伝性(的)影響と同様、身体的影響についても何度も読んで覚えて下さい。

 

放射線取扱主任者試験において、生物や法令、また管理分野などの課目は基本的なことを確実に暗記し過去問題を何度も解けば必ず7割、8割は得点できる課目です。暗記することで得点できるこれらの課目でしっかりと得点することが合格するためには大切です。

 
身体的影響に関する過去問題の正答選択肢
第一種試験生物からの抜粋
・小頭症、白内障不妊白血病は身体的影響である。

・高線量率で被ばくした場合に生じる生殖細胞の減少は身体的影響である。
・低線量率で被ばくした場合に生じる体細胞のがん化は身体的影響である。

再生不良性貧血は晩発障害である。 
・固形腫瘍は晩発障害である。 

・身体的影響にはしきい線量があるものとないものがある。
・被ばくした場合に生じる体細胞のがん化は身体的影響である。

 

第二種試験管理技術Ⅱからの抜粋
・悪性腫瘍の発生は身体的影響である。
・悪性腫瘍は身体的影響である。

 

第二種試験管理技術Ⅰで出題された身体的影響に関する問題

2013年度管理技術Ⅰ問1Ⅰ
放射線影響は、放射線に被ばくしたヒト個人に現れる(A)と被ばくしたヒトの子孫に現れる(B)とに大別される。(A)は、さらに被ばくした後数週間以内に症状が現れる(C)と、数か月後から数年あるいは何十年も後になって発症する(D)とに分けられる。
(中略)

2016年度管理技術Ⅰ問1Ⅱ
放射線に被ばくした個人に現れる身体的影響は、線量及び線量率にもよるが、症状の発現時期によって、急性障害と晩発障害に分類される。
急性障害は、放射線に被ばく後短期間で現れる障害で、特に(G)の場合に起きやすい。体幹部を含む全身が、γ線や(H)など透過性の高い放射線に被ばくした後、数週間以内に現れる臨床症状の総称を(I)といい、チェルノブイリ原発事故での事故処理緊急作業者等で発症例が報告されている。
(中略)