ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日は3月31日、今年度最後の日となります。
未だ全く先が見えないコロナウィルスの影響で皆さんの仕事や生活にもかなり影響が出てきていることと思います。自粛すべきときは自粛し、自分の健康、また周りの人への配慮もしっかりとわきまえた大人としての行動を心がけて下さい。
明日からは新しい年度の始まりです。
新しく社会に出る人、新しく進学される人にとっては大切な節目の日になります。
新社会人になる人は早速仕事が始まります。進学された人はもう少し春休みの期間があるかと思います。
新しい年度が皆さんにとって実りある良い年度となることを願っています。
今後の状況次第では、今年度の放射線取扱主任者試験の日程がどうなるかは定かではありませんが、今、皆さんは例年通り8月半ばに実施されることを頭に入れて勉強に励むことが大切です。
明日の4月からは試験まで4か月半になります。
これまで放射線概論などの参考書を使用してきた勉強方法を、実際の試験問題である過去問題を解くことを中心とした勉強方法にシフトしていかなくてはなりません。
勉強もスポーツと同じです。
グラウンドでどんなに毎日練習しても実戦形式の訓練をしなくては試合に勝つことはできません。実戦形式の訓練で自分の弱点を見つけ、それをひとつずつ克服していくことで本番の試合で力を発揮することができます。
放射線取扱主任者試験も同じです。
放射線概論などの参考書ばかりの勉強では、参考書に書かれている内容が実際の試験でどのようなかたちで出題されるかはなかなかイメージできません。
例えば、計算問題の公式を暗記しても素直に数値を公式に代入すれば正答を導ける問題ばかりではありません。実際の試験問題で公式を用いる問題がどのようなかたちで出題されるかを過去問題を通して勉強しておくことが大切です。
また、放射線概論では漠然としてしか分からなかった内容が過去問題を解くことで分かることもあります。パッと目の前が明るくなり理解できる瞬間が来ることがあります。特に文章問題は、問題文そのものがその分野における重要事項についてとてもよくまとまっている場合がたくさんあります。問題文そのものがその分野のまとめに用いることができ全文暗記しても良いくらいです。
これから試験までの期間はできるだけ多くの過去問題を解き、そして間違えた箇所、分からなかった箇所を参考書に戻って調べ勉強し実力を蓄えていきましょう。
自分で苦労して調べて覚えたこと、そして理解したことは簡単には忘れません。
試験勉強ではどれだけ失敗しても間違えても構いません。失敗した数だけ、間違えた数だけ、それをしっかり克服すれな成長できる割合も増していきます。
嫌々ながらだらだら勉強しても過ぎていく時間は同じです。
ならば、一生懸命努力して勉強して10月に心から喜べる日を迎えられるような時間の過ごした方が良いとは思いませんか。頑張って本当に良かったと思える日を迎えたくはありませんか。
新しい年度が皆さんにとって実りある良い年度となるかどうかは、まずは明日から放射線取扱主任者試験がある8月半ばまでの4か月半の過ごし方次第です。皆さんの意気込み次第です。
頑張って下さい!