放射線取扱主任者試験に合格しよう!

資格取得を目指す皆さんを応援します

10月の始まり

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

10月に入り、朝夕はだいぶ涼しくなってきたように感じますが、日中はまだまだ暑い日が結構ありますね。季節の変わり目は体調を崩しやすくなりますので十分お気を付け下さい。

なかなかブログを書く時間が取れず久しぶりの更新になります。

 

今年度の放射線取扱主任者試験が終わり1ヵ月と少しが経過しました。

試験勉強の疲れも取れ、毎日を通常の学業や仕事に頑張っていることと思います。

試験結果の発表は例年10月末になりますので、もうしばらくゆっくりとお過ごしください。

現在、今年度の試験問題を解いています。

物理に関しては少し先日少しコメント致しましたので、今日は次の記事で化学に関して簡単にコメントしたいと思います。

物理の問題を振り返って

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

試験が終わって3週間ほど経ち、今年度の問題・正答も正式に発表されました。

今後、この資格取得を考えている人は、今年度の問題・正答を保存し、今後の勉強に役立てるようにして下さい。

 

今年度の試験では、物理の試験で苦戦した人が多いようです。

物理の問題を見てみますと確かに選択肢で迷う問題もいくつか見受けられます。ですが、過去問題とほぼ同一の問題、類似の問題もあることも分かります。

問5

最近このような問題がよく出題されていますが、昨年度の2018年第一種試験物理問8や2018年第一種試験生物問23と同じ考え方で解けます。

問10

発熱反応を問う問題で2016年度第一種試験物理問11の類題です。

問13

2006年度第一種試験物理問13と同一問題であり、また放射線概論(第7版)第7章章末演習問題問1とも同一問題です。

問15

2012年度第二種試験管理技術Ⅱ問6の類題であり、また本ブログのそのまま暗記集の荷電粒子の阻止能の記事にも記載しています。

問20

2010年度第一種試験物化生問2Ⅱ、2016年度第一種試験物化生問1Ⅱにも出題された内容です。

問21

2017年度第一種試験物理の類題です。

このように改めて問題を見てみると、過去問題をしっかりと解いておけば対応可能な問題もたくさんあることが分かります。

来年度、受験を考えている方は、早めに放射線概論、過去問題をしっかり勉強しておきましょう。

令和元年度放射線取扱主任者試験の問題、合格基準及び正答公開

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

本日付で、原子力安全技術センターのホームページ

令和元年度放射線取扱主任者試験の問題、合格基準及び正答を公開します。

とアナウンスされました。

  試験の問題、合格基準及び正答こちら

 

 

2019年度第一種試験物理問26について(補足)

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

昨日の記事で、今年度の第一種試験の物理において問26にエネルギー分解能を求める問題が出題されたことを記載しました。

その際、「第一種試験では過去あまり出題されてはいなかったと記憶していますが…」と記載しましたが、第一種試験でも2014年管理測定技術問1Ⅱに出題されていました。記憶力が悪くて申し訳ありません・・・

 

2014年第一種放射線取扱主任者試験管理測定技術問1Ⅱからの抜粋

Ge検出器のエネルギー分解能は、一般的に全吸収ピークの(O)半値幅(FWHM)で与えられる。一方、全吸収ピークの形状をガウス分布とすると、このピークの半値幅(FWHM)は、(P)標準偏差の 2√(2ln2)倍で与えられる。このため、エネルギーE[ev]のγ線に対するエネルギー分解能[eV]は、電荷キャリア数の統計的変動のみに起因すると仮定すると、ゲルマニウムのε値をε[eV]、ファノ因子をFとして、2√(2ln2) ×(Q)√(F・ε・E) と表すことができる。

 

ln2=0.693を覚えておけば、2√(2ln2)≒2.35であることが分かります。

2019年度の第一種試験物理問26の図で2σのチャネル数が与えられているのは、半値幅(FWHM)の計算に標準偏差σの値が必要だからです。

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半値幅(FWHM)が標準偏差の2√(2ln2)(≒2.35)倍で表せる理由は正規分布ガウス分布)の式から計算で求めることができます。

 

正規分布の式までは覚える必要はありませんが、スペクトル形状を正規分布で近似したとき、半値幅(FWHM)が標準偏差の2√(2ln2)(≒2.35)倍で表せることは覚えておくとよいですね。

 

今年度の試験から

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

現在、Hatenaブログ内のリンクの修正作業を行っています。まだ慣れないため苦労していますが、どうにか少しずつで進んでいます。

さて、先月行われた放射線取扱主任者試験は試験形式が変わり、昨年度までの物化生の課目がなくなり、管理測定技術の課目も実務の課目に変更になりました。

受験された皆さんはどのような感想を持たれたでしょうか。

私もこれから全問題を解き解答解説を作成していきます。全課目の解答解説が出来上がりましたら、ブログで今年度の試験問題に関して総評を書きたいと思います。

 

試験が終わったばかりで、試験問題の話題はあまり聞きたくないかもしれませんが、今年度の物理の試験では問26にエネルギー分解能を求める問題が出題されました。

第一種試験では過去あまり出題されてはいなかったと記憶していますが、第二種試験では2010年管理技術Ⅱ問9で、また2015年管理技術Ⅰ問5Ⅲで出題されています。

これらの問題を解いたことがある人は物理問26も解けたのではないかと思います。

一般的に、エネルギー分解能はスペクトルの半値幅(FWHM)のエネルギーをエネルギー分解能と呼んでいます。また、半値幅(FWHM)を放射線のエネルギーEで割った半値幅(FWHM)/Eの値を用いる場合もあります。今年度の物理問26は後者に該当するかと思います。

 

来年度以降、放射線取扱主任者試験を受験してみようかと考えている方は少しでも早いうちから勉強を始めると良いかと思います。

 

悪戦苦闘・・・

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

今日から9月に入りました。

学生の人は夏休みも終わり、明日からはまた平常通りの学校での生活が始まることと思います。

今年度の放射線取扱主任者試験を受験された人は、長い期間、睡眠や自分の時間を削って勉強してきたかと思いますが、試験が終了して一週間が経ち、勉強疲れの身体も少しずつ回復してきましたでしょうか。

しばらくはゆっくりとした時間を過ごしていただければと思います。

 

昨日でYahoo!ブログは記事やコメントの投稿・編集ができなくなりました。2019年12月15日には閲覧もできなくなります。

先週、本ブログもYahoo!ブログからHatenaブログに無事移転することができました。

Yahoo!ブログからHatenaブログへは移設ツールを用いて移転しましたので、記事や記事中の図はほぼ自動的に移転することができました。しかし、記事中のリンク先までは変更されていません。移転されたHatenaブログ内の記事においてもリンク先はYahoo!ブログのままになっています。

12月15日以降はYahoo!ブログが閲覧できなくなるため、このリンク先をHatenaブログ内の記事に全て書き換える必要があります。これがかなり大変な作業になります。ひとつひとつの記事を確認しながらリンク先を変更していかなくてはなりません。

Hatenaブログの記事の編集のやり方にまだ慣れず、リンク先を指定するのにもかなり苦労しています。現在はYahoo!ブログの記事がリンク先になっていますが、それを解除する方法がまず分かりません・・・そのため、一旦リンク先と関連付ける文字をすべて削除し再度書き直す方法を行っていますが、非常に非効率です。

Hatenaブログでリンク先を解除する方法をご存知の方がみえましたら是非ご教授お願い致します。

文字にリンク先を指定する方法も、まずリンク先としたいURLをコピーしておき、その後、記事中の文字を選択肢してそこにペーストするらしいのですが、上手くいくときといかないときがあります。また、記事を編集し直したいときに、記事の右上に「編集」という文字が現れクリックできるときと「編集」の文字が現れないときがあります。これらのことが何故なのかが分からず、これもまた悪戦苦闘しています。

 

来週には原子力安全技術センターのホームページに今年度の試験の問題と正答が公表されると思いますが、それからは法令を除く全ての問題の解答解説も作成しなくてはなりません。

Hatenaブログの記事の編集もYahoo!ブログが閲覧できる12月半ばまでには終わらせなくてはなりませんし、猫の手も借りたいくらいの状態です。。

 

ちなみに、すぐ上の「原子力安全技術センターのホームページ」という文字へのリンク先の指定は今日は上手くできました。

 

 

はてなブログ開設

 ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

 Yahoo!ブログ閉鎖に伴い、「放射線取扱主任者試験に合格しよう!」は新しくはてなブログに移転致しました。

 移転後の初めての記事になりますが、

まだ、不慣れなため見づらい部分もあるかと思いますが、少しずつ使い方をマスターし見やすいブログへと修正していきたいと考えております。

今後とも当ブログをよろしくお願い致します。