ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
本日は生物の五肢択一式の過去問題から正解の選択肢の記事です。本日は細胞周期についての正解の選択肢です。
細胞周期に関する内容は非常に重要で毎年必ず1問は出題されています。細胞周期と感受性の関係や細胞周期と修復の関係などをしっかりと理解し、細胞周期と細胞生存率を表した図は自分で描けるようにしておきましょう。
(第7版放射線概論P.269図4.2参照)
【細胞周期】
・分裂遅延後の分裂指数は線量が高いほど低下する(2005生物問11)
・毛細血管拡張性運動失調症患者の細胞では分裂遅延は観察されない(2005生物問11)
・最も放射線抵抗性なのはS期後半である(2005生物問15)
・最も放射線高感受性なのはG2期-M期である(2005生物問15)
・各細胞周期で酸素効果比に大きな変化はない(2006生物問13)
・高LET放射線ではX線に比べて放射線感受性の細胞周期依存性が小さい
・分裂遅延後の分裂指数は線量が高いほど低下する(2005生物問11)
・毛細血管拡張性運動失調症患者の細胞では分裂遅延は観察されない(2005生物問11)
・最も放射線抵抗性なのはS期後半である(2005生物問15)
・最も放射線高感受性なのはG2期-M期である(2005生物問15)
・各細胞周期で酸素効果比に大きな変化はない(2006生物問13)
・高LET放射線ではX線に比べて放射線感受性の細胞周期依存性が小さい
(2006生物問13)
・[3H]チミジンのパルス標識により細胞周期の解析ができる(2008生物問16)
・細胞周期の時期によりDNA2本鎖切断の修復様式に違いが認められる
・[3H]チミジンのパルス標識により細胞周期の解析ができる(2008生物問16)
・細胞周期の時期によりDNA2本鎖切断の修復様式に違いが認められる
(2009生物問7)
・DNA2本鎖切断は細胞周期停止の原因となる(2010生物問3)
・非相同末端結合による修復は全細胞周期で行われる(2010生物問3)
・p53は放射線照射後の細胞周期停止に関与する(2011生物問9)
・毛細血管拡張性運動失調症患者由来の細胞では細胞周期チェックポイントに異常が
・DNA2本鎖切断は細胞周期停止の原因となる(2010生物問3)
・非相同末端結合による修復は全細胞周期で行われる(2010生物問3)
・p53は放射線照射後の細胞周期停止に関与する(2011生物問9)
・毛細血管拡張性運動失調症患者由来の細胞では細胞周期チェックポイントに異常が
(2014生物問9)
・M期の細胞の生存率曲線の傾きはS期後半の細胞よりも急である(2014生物問9)
・相同組換え修復は細胞周期のG1期には行われない(2017生物問4)
・患者由来の線維芽細胞は細胞周期チェックポイントに異常を示す(2017生物問16)
・非相同末端結合による修復は全細胞周期で行われる(2018生物問6)
・G1期に比べてM期は致死感受性が高い(2018生物問10)
・S期に比べてM期の細胞の生存率曲線の肩は小さい(2018生物問10)
・M期の細胞の生存率曲線の傾きはS期後半の細胞よりも急である(2014生物問9)
・相同組換え修復は細胞周期のG1期には行われない(2017生物問4)
・患者由来の線維芽細胞は細胞周期チェックポイントに異常を示す(2017生物問16)
・非相同末端結合による修復は全細胞周期で行われる(2018生物問6)
・G1期に比べてM期は致死感受性が高い(2018生物問10)
・S期に比べてM期の細胞の生存率曲線の肩は小さい(2018生物問10)