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五肢択一式問題正解選択肢 生物①

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
過去問題は最高の参考書であり、五肢択一式問題の正解の選択肢はそのまま暗記しても良いものばかりです。日頃の学業や仕事で忙しく、思うように試験勉強が進んでいない人は残り1か月、以下のことだけでもやって試験に臨みましょう。
原子力安全技術センターのHPに掲載されている過去問題9年間分の問題を印刷し、正答を確認しながら五肢択一式問題の正解の選択肢のみをマーカーで色を塗り、試験まで何度も何度も読み返しましょう。解の選択肢には同じような文章が繰り返し出てきますので全て暗記する気持ちで読みましょう。
物化生、管理測定技術の文章問題は、問題文で問われている空欄に正答を書き込みマーカーで色を塗り、その正答を意識しながら問題文全文を何度も繰り返し読みましょう。試験まで何十回、何百回と時間が許す限り読み、頭に叩き込みましょう。
さて、本日は生物の五肢択一式の過去問題から正解の選択肢を記事にします。毎年必ず1問は出題されている非常に出題頻度の高い染色体異常についての正解の選択肢です。染色体異常の種類や細胞周期との関係をしっかりと暗記しましょう。
【染色体異常】
・中間欠失は2ヒット形の染色体異常である(2005生物問12)
・染色体の切断数は一般に線量と共に増加する(2005生物問12)
・G1期細胞の染色体異常はM期細胞と融合することにより観察できる
                             (2005生物問12)
・二動原体染色体と環状染色体の出現頻度は急性全身被ばく線量を反映する
                              (2005生物問12)
・染色体異常発生の放射線感受性は分裂期に高い(2006生物問10)
・G1期の被ばくにより二動原体染色体が発生する(2006生物問10)
・G2期の被ばくにより染色分体異常が発生する(2006生物問10)
・G0期に照射された場合の異常は主に染色体型である(2007生物問8)
・不安定型異常は被ばく直後のの線量推定に用いられる(2007生物問8)
・環状染色体を持つ細胞は正常な分裂ができない(2007生物問8)
・姉妹染色分体交換が起こっても遺伝情報は変化しない(2007生物問8)
・転座及び逆位は安定型異常である(2008生物問9)
・末梢リンパ球の染色体異常の出現頻度から被ばく線量の推定が可能である
                             (2008生物問9)
・がんの原因となることがある(2009生物問11)
・細胞死の原因となることがある(2009生物問11)
・転座は安定型異常に分類される(2011生物問8)
・環状染色体は不安定型異常に分類される(2009生物問8)
・末梢血リンパ球の染色体異常の出現頻度から被ばく線量が推定できる
                             (2012生物問9)
・転座や逆位は安定型異常である(2012生物問9)
・二動原体染色体は被ばく線量評価に用いられる(2013生物問5)
・誘発される染色体異常の頻度は線量率により異なる(2013生物問5)
・安定型の染色体異常が観察されることがある(2013生物問5)
・DNA2本鎖切断は染色体異常の原因となる(2013生物問7)
・G2期に被ばくを受けると染色分体型異常が生じる(2013生物問7)
・転座は安定型異常である(2013生物問8)
・相互転座は染色体型異常である(2013生物問8)
・間期染色体を薬剤で凝集させることで、分裂期を経なくても染色体異常を観察でき
 る(2013生物問9)
・末梢血中のリンパ球の染色体異常の出現頻度から被ばく線量の推定が可能である
                              (2013生物問9)
・血液中のリンパ球を培養して検査することができる(2014生物問10)
・構造の異常を分子生物学的手法で検出することができる(2014生物問10)
・培養細胞では直接被ばくしていない細胞に観察されることがある(2014生物問10)
・二動原体染色体は不安定型異常である(2015生物問8)
・末梢リンパ球における出現頻度から被ばく線量推定が可能である(2015生物問8)
・同一吸収線量のX線では、一般に低線量率照射のほうが高線量率照射よりも1細胞
 あたりの染色体異常の数が少ない(2016生物問9)
・同一吸収線量では、一般に速中性子線のほうがX線よりも1細胞あたりの染色体異
 常の数が多い(2016生物問9)
・末梢血リンパ球1細胞あたりの二動原体染色体の数で個人の被ばく線量を推定でき
 る(2016生物問9)
X線照射により、染色体異常を指標としたゲノム不安定性が誘導されることがある
                              (2016生物問9)
・二動原体染色体は不安定型異常である(2017生物問8)
・二動原体染色体の出現頻度から被ばく線量を推定することができる(2017生物問8)
・安定型異常は発がんの原因になる(2017生物問8)
・G0期の細胞で、PCC(未成熟染色体凝縮)法で染色体異常を観察することができる
                              (2018生物問9)
・転座に比べて二動原体染色体の方が放射線による頻度の増加をより低線量で検出で
 きる(2018生物問9)