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2019年度放射線取扱主任者試験時間割 総合

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今年度の放射線取扱主任者試験の時間割が発表されました。
課目と時間を改めて見てみましょう。
 
【第一種試験】
 法令:30問(五肢択一式)75分
 物理:30問(五肢択一式)+2問(多肢択一式)110分
 化学:30問(五肢択一式)+2問(多肢択一式)110分
 生物:30問(五肢択一式)+2問(多肢択一式)110分
 実務に関する課目:6問(多肢択一式)100分
 
法令は問題数、時間ともに昨年度までと同じです。
物理、化学、生物は昨年度までは75分でしたが、今年度からは110分になります。これは、昨年度までは物化生で出題されていた多肢択一式の2問が追加されるため、時間も35分長くなっていると思われます。
昨年度までの物化生は6問で105分でしたので、1問あたり17.5分で解くかたちとなります。2問解くのに35分ですので、この35分が今年度からの物理、化学、生物それぞれの課目に追加された時間となります。
実務に関する課目の多肢択一式6問の時間は100分になりますが、これは昨年度までの管理測定技術6問105分よりも5分短くなっています。
 
昨年度までの物化生、管理測定技術の試験は時間配分が非常に重要でしたが、今年度からの試験では物理、化学、生物の試験において時間が足りなくなることも考えられます。日頃の勉強で過去問題を解く際には、昨年度までの問題30問に物化生の2問を追加した問題数を110分で解く訓練をしておく必要があります。
実務に関する課目も同様で、昨年度までの管理測定技術よりも5分短くなっていますので、管理測定技術の過去問題を100分で解くくらいの気持ちで時間配分を考えながら日頃の勉強を行ってください。
 
【第二種試験】
 法令:30問(五肢択一式)75分
 物理、化学、生物に関する課目:
          30問(五肢択一式)+3問(多肢択一式)120分
          (各課目に対して10問(五肢択一式)+1問(多肢択一式))
 実務に関する課目:10問(五肢択一式)+2問(多肢択一式)75分
 
法令は第一種試験同様、問題数、時間ともに昨年度までと同じです。
物理、化学、生物は作年度までの管理技術Ⅱに相当する問題30問に多肢択一式3問が追加され、時間も120分と昨年度までの75分から45分も長くなっています。
物理分野から五肢択一式10問と多肢択一式1問、化学分野から五肢択一式10問と多肢択一式1問、生物分野から五肢択一式10問と多肢択一式1問となります。多肢択一式は昨年度までの管理技術Ⅰで出題されていた物理、化学、生物に関する問題が1問ずつ追加されたかたちかと思われます。
昨年度までの管理技術Ⅰは5問で105分でしたので1問あたり21分で解くかたちでした。今年度の物理、化学、生物に関する課目は多肢択一式3問が追加され45分長くなっていますので1問あたり15分で解かなくてはならなくなります。こちらも第一種試験同様、時間配分が重要となります。
実務に関する課目は五肢択一式10問と多肢択一式2問で時間は75分になります。作年度までの管理技術Ⅱの中から五肢択一式が10問、作年度までの管理技術Ⅰの中の管理・測定技術分野から多肢択一式が2問出題されるかたちかと思われます。こちらは多肢択一式が2問あり、従来管理技術Ⅰで出題されている管理区域境界や事業所の境界などの線量を求める計算問題などはかなり時間もかかりますので時間配分を間違わないように日頃から勉強する際に時間を考えながら解くことが大切です。
 
第一種試験、第二種試験共に五肢択一式の問題をできるだけ短時間で解き終え、多肢択一式の問題をじっくり考える時間を確保できるようにしたいところです。
そのためにも過去問題を解く際には常に時間を計りながら解くことが大切です。