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平成30年度第一種試験問題について(物理)



【物理】
 難易度は例年並みかやや易しい問題かと思います。
 基本問題、重要問題が多く、ひねった問題も特別見当たりません。過去問題をしっかり勉強して試験に臨めば7割から8割は得点できる問題です。

 計算問題は問1、問2、問8、問12、問14、問16、問17、問23、問26の計9問です。
 
 問1、問2の計算問題は過去にも類似の問題が出題されています。少し計算量がありますが難しい問題ではありません。
 問8の計算問題も過去には類似の問題が出題されていますが、積分を使用するため難しく感じられたかもしれません。2018年度は生物問23も同様の考え方の問題です。
 問12は加速器の計算問題です。類似の問題は物化生で出題されていますが、物理の試験では初めてなので戸惑った方もいるかもしれません。ゆっくり考えれば難しい問題ではありません。
 問14は阻止能に関する問題ですが、類似の問題が過去にも出題されています。 
 問16、問17のコンプトン散乱に関する計算問題は基本問題です。問17は2種の試験で同じ問題があったように思います。
 問23のGM計数管の真の計数率を求める問題、問26のブラッグ・グレイの空洞理論に関する問題は頻出問題です。

 その他の問題については、原子、陽子などの質量、内部転換、線スペクトル、137Csの壊変、単位、検出器などいった毎年よく出題されている問題がほとんどです。
 問17の熱中性子の遮へい材を選ぶ問題では、放射線取扱主任者試験ではガドリニウム(Gd)はあまり出題されたことがないので迷ったかもしれません。
 問20に出題されているD-T反応は近年では非常によく出題されている重要事項です。
 問28、問29の個人線量計に関する問題は第2種の試験ではよく出題されています。問29のDIS線量計はあまり出題されたことがないので迷った方もいるかもしれませんが、他の選択肢の正誤が分かれば正答は分かります。

 計算問題は少し計算量を必要とする問題も見られますが、概ね時間内には全問解答できる分量かと思います。できれば8割得点して欲しい問題です。