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最終チェック 物化生編

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日から8月に入りました。
試験までちょうど3週間になり、今まで一生懸命勉強してきたことの総まとめ、最終チェックの時期に来ています。自分が勉強してきた参考書、ノート、過去問題をもう一度見直し、基本事項や重要事項の最終確認を行いましょう。
 
本日も試験直前対策を行っていきましょう。今日は物化生編です。
物化生に関しては、物理、化学、生物に関して基本的な内容をまずはしっかり押さえておくことが重要です。年度によっては難しい問題も出題されることもありますが、基本事項をしっかりと抑え、過去問題を繰り返し解いておけば5割は必ず得点できるかと思います。
重要公式については公式を単に暗記するだけでなく、放射線概論に記述されているものについては導入する過程も読んでおくと良いかと思います。
 
物理分野では、
・壊変形式とQ値
・核反応時の断面積やフルエンス
・荷電粒子の阻止能や飛程
・光子のコンプトン散乱
・光子の減衰、半価層、エネルギーの伝達
中性子の弾性散乱
など
 
化学分野では、
・放射平衡(永続平衡、過渡平衡の式及び図、娘核種の原子数極大時間)
・天然放射性核種(238U系列,Th系列,235U系列,Np系列)
・RIの分離(担体利用、溶媒抽出、標識化合物、沈殿分離)
中性子放射化分析(中性子照射とRI製造)
同位体希釈法
など
 
生物分野では
・直接作用、間接作用
・間接作用と酸素効果
・DNA損傷・修復、突然変異
細胞分裂周期と生存率曲線(1標的1ヒットモデル)
・遺伝的影響、身体的影響、晩発障害、急性障害
・急性放射線症、骨髄死、腸管死
・発がんと放射線治療
・タンパク質のアミノ酸配列
・DNAの構造、塩基の構造式
など
 
物化生は、過去問題と類似する問題が出題されることも少なくありません。
物化生の対策は基本事項を押さえることと過去問題を繰り返し解くことです。
物化生で得点できない人は、物化生だけでも他の科目よりも多くの年度の過去問題を解いて下さい。まだ3週間ありますので十分解く時間はあります。
必ず類似問題が試験で出題されます。
 
物化生は試験科目で一番最初に行いますので、物化生で思うように得点できなかったことで気持ちが沈み他の科目の試験に影響を及ぼす受験生もいます。
試験では分かる問題できる問題から解き、得点できる問題を確実に得点することを心がけましょう。
管理測定技術同様、ひとつの問題に時間をかけ過ぎると時間が足りなくなります。