放射線取扱主任者試験に合格しよう!

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放射線源からの距離と線量率の関係

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日もそのまま暗記集の記事です。

放射能Q[MBq]の線源からr[m]離れた位置での線量率E[μSv・h-1]を求める以下の公式は重要公式ですので必ず暗記しましょうとこのブログでも何度と書いています。

   ΓE:線量率定数[μSv・m2・MBq-1・h-1]

 表面汚染密度、外部被ばく線量の計算
 実効線量率定数を用いた被ばく線量の問題
 放射性同位元素の輸送に絡めた問題

線量率が距離の2乗に反比例していますが、これは線源が点線源の場合です。

今日は放射線源からの距離と線量率の関係について以下のことを暗記しましょう。
 
 線源が点線源の場合:線量率は距離の2乗に反比例して減少
 線源が無限の線線源:線量率は距離の1乗に反比例して減少
 線源が無限の面線源:線量率は距離に関係なく一定


このことは、平成29年度の第二種放射線取扱主任者試験の管理技術Ⅰ問5Ⅲに出題されています。なかなかの良問題かと思います。第一種を受験される方も是非一度解いてみても良いと思います。
第二種放射線取扱主任者試験の平成24年度の管理技術Ⅱ問19でも同様の問題が出題されていますので、まずはこちらを解いて覚えてしまうのが簡単かもしれませんね。

合格するためには、1点でも多く得点することはとても大切なことです。
暗記することで得点できる問題は確実に暗記してしまいましょう。