ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
過去問題を解いておけば確実に得点できますのでしっかりと過去問題で勉強して下さい。平成28年度の化学でも問9や問12で出題されています。
第7版放射線概論の5章の章末の演習問題問3(P.170)でも類題があります。
1 106Ru, 128Sn 2 115Cd, 119Sn 3 85Kr, 149Sm 4 100Mo, 134Xe 5 77Se, 157Eu
熱中性子による235Uの核分裂で生成する核分裂片の質量数は同じではなく、軽い核分裂片は質量数90-100付近に、また重い核分裂片では質量数133-140付近に核分裂収率のピークがあります。ピーク付近の収率はおよそ7%程度になります。
よって、上の問題では2つの核種が質量数90-100付近と質量数133-140付近にある組合せは4となります。
これらのことは放射線取扱主任者試験では不要ですので覚える必要はありません。
大まかな図は自分で書けるようにしておきましょう。
2つの極大値をとる質量数(90-100付近と133-140付近)とその収率(7%程度)、1つの極小値をとる質量数(110-120付近)その収率(0.01%程度)は覚えておくと良いでしょう。