放射線取扱主任者試験に合格しよう!

資格取得を目指す皆さんを応援します

2019年度第二種放射線取扱主任者試験総評

法改正により試験科目が変更されて初めての試験になりました。

試験課目の変更はありましたが、内容的には昨年度までの問題と大きな違いはなかったように思います。


【第二種試験】

昨年度までの管理技術Ⅱの課目が新たに物理、化学、生物の課目に変更になりました。新たな課目では物理分野、化学分野、生物分野から五者択一式の問題がそれぞれ10問ずつ、そして昨年度まで管理技術Ⅰの課目で出題されていたそれぞれの分野の文章問題が1問ずつ追加された構成になっています。

物理、化学、生物と分野が明確に区切られたことで解答しやすくなったように感じます。文章問題も昨年度まで管理技術Ⅰで出題されていた問題と大きな違いはありませんでした。

実務の課目は昨年度までは管理技術Ⅱで出題されていた五者択一式の問題10問、そして管理技術Ⅰで出題されていた測定分野、管理分野の文章問題が2問の構成にになっています。昨年度まで管理技術Ⅰで毎年出題されていた人が常時立ち入る場所、管理区域境界、事業所の境界などでの線量限度を求める計算問題は実務の試験で出題されています。この計算問題も例年よりは計算量も少なく易しめで解きやすかったかと思います。


法改正により試験科目が変更されて初めての試験となり、試験前までは受験生にとっては不安があったことかと思いますが、結果的には問題そのものは昨年度までの試験と大きな違いはなかったかと思います。

来年度以降受験する人にとっても、今まで通り過去問題をしっかりと解いておけば十分合格できることが分かりました。

今年度の問題を解くことはもちろんのこと、昨年度までの管理技術Ⅰ、管理技術Ⅱの過去問題をしっかり解くことが大切です。

過去問題をしっかり勉強すれば必ず合格できます。